現段階での太陽光発電におけるメリットとは

2017年現在の太陽光発電のメリットに関して技術者の視点で論じさせていただきます。最近では、初めから屋根にソーラー発電システムが設置されている物件も徐々に増えてきました。少し前までは、太陽光発電の発電効率は今一つでした。ソーラーパネルの寿命はおよそ20年で、私が自分の家に太陽光発電を設けない理由はここら辺の事情にありました。と言いますのも、寿命が20年で計算すると、やや損になってしまう計算だったからです。つまり、「先20年で発電できる電力分の料金」が「初期投資金額」を下回ってしまうということです。環境に与える効果や最先端の設備を有している優越感などお金に替えられないものまで考慮するとプラスになるのかもしれませんが、ここはやはり「研究者の視点」で考えると定量的に論じたいところです。
 しかし、つい最近、複数の企業が大学などのアカデミアを巻き込んで太陽光発電の研究を急ピッチで進めています。この甲斐あって、発電効率もかなり向上してきました(実際に論文にも報告されていますし、Yahoo!ニュースにも取り上げられたりしています)。それらの新しいテクノロジーが実際の製品に取り込まれているかと言われると実はまだそうではなくて、この点がやや気がかりです。これらの点を踏まえて、自分の身に置き換えて考えてみると、私としては「今は少し待ち時かな」と思ってしまします。しかし、近い将来これらの太陽光発電における技術が実用化されるのは間違いありません。